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中国産麻薬が世界を冒す
合成麻薬フェンタニル襲来!

大和タケル
今回は世界に広がる 中国の麻薬ビジネスに
ついてまとめました
これまでの流通や販売ルートなどに加え
強力な合成麻薬を生産 販売することによって
闇社会も中国による支配が強まっています

中国の「麻薬ビジネス」蔓延の兆し
過去最大コカイン押収も
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中国広東省の公安庁が2018年第1四半期に
取り締まった麻薬事件数が約2790件に達し
国際的な密売グループの取り締まりとしては
過去最大のコカイン押収量を記録した。

麻薬ビジネスが蔓延
 
広東省公安庁は同年第1四半期だけで
麻薬密売組織など約3490人を逮捕。
押収した麻薬量は4・1トンに達した。

広大な国土を持つ中国では、麻薬の栽培や
流通量を詳細に把握することは難しい。
経済発展により中国国内での麻薬需要の
増加が懸念される AFP/サンケイ等より

世界に広がる中国の麻薬ビジネス
一方で、中国系の麻薬ビジネスは海外で
その活動を活発化させている。
 






米国のケース
 米捜査当局はこのほど、中国系密売組織による
大麻栽培の取り締まり強化に乗り出した。
4月には一斉捜査で麻薬栽培に使われていた住宅を、
数としては最大規模ともされる約100戸没収した。

 中国系密売組織が米国内の住宅を購入し、
大麻の栽培場にして金を稼いでいるという。
捜査では、大麻草6万株超を発見し、マリファナ
200キロ近くを押収した。また、銃器15丁も
押収するなど、麻薬ビジネスが凶悪組織によって
行われていることを物語っている。

日本のケース
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昨年1年間に全国の警察が摘発した密輸事件で
押収した覚せい剤は約1068kgに上り、
2年連続で1tを超えた 警察庁のまとめより

稲川会傘下組織幹部覚醒剤密輸入事件
中華人民共和国から、国際スピード郵便を利用して
覚醒剤を本邦に密輸入した事件

中国来覚醒剤密輸入事件
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中華人民共和国から、照明器具に隠匿した
覚醒剤を海上貨物を利用して本邦に密輸入した事件
台湾人3人を覚せい剤取締法違反検挙
覚醒剤約154.0キログラムを押収

ここまでは比較的 古典的な手法の薬物取引ですが
近年は新顔が大きく勢力を伸ばしています

 
ネットで生産地の中国に注文
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米国だけでなく世界各国に中国系の
コミュニティーや企業が根付いており、
中国系麻薬密売組織にとってはさほど目立つことなく、
各国の市場に潜り込むこともできそうだ。

ニューヨークのギャングたちが麻薬をネットで
中国から入手するようになっているという。
生産地である中国にネットで直接、注文している。

彼らが購入しているのは、麻薬性鎮痛薬である
強力なオピオイド系の麻薬フェンタニルで
ネットで中国に注文され、米国内で広がっている。

街中でさばくのではなく、ネットを介した
コンタクトを増やしているという。
ギャングたちは暗号システムを使って中国から
麻薬を購入するなど、その手段も巧妙化している。

フェンタニルはヘロインよりも効き目が強いとされ、
安価に生産することができるため、米国では
過剰摂取による死亡事故の増加が懸念されている。
wsjより

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このオピオイド自体は麻薬としてではなく
元は鎮痛剤として認可されたものでしたが
依存性が高く 米国ではコカインなどより
摂取による死者数が多くなり ついに
2017に非常事態宣言が出されています

更に深刻な問題はこのオピオイドより
遥かに強力な合成オピオイド系薬物
フェンタニルが大量に出回り始めていることです

このクスリは最大でモルヒネの100倍も強力で
これが出回ったことにより オピオイドだけ
だった時に比べ 死亡数が11倍にも跳ね上がりました

しかも この致死性の高い薬物が中国で
生産されネット等を通じて通販されている
実態はあまりに危険な状態です

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世界中に致死性の高い薬物をバラまく
麻薬ビジネスの中国人こそ 本当の意味での
"死の商人"といえるでしょう

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