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首脳会議で習近平はプーチンを売ったのか 急速悪化するロシアの立場
トランプ大統領がシリア攻撃を説明したのはデザート中
中国の習近平主席、10秒間沈黙
トランプ米大統領は中国の習近平国家主席を招いた
夕食会において、 最後のデザート中に習氏にシリア
への攻撃を説明したと明らかにした。
習氏は10秒間沈黙し、通訳を通じて「もう一度、
説明してほしい」と聞き返した。
トランプ氏は「説明したいことがある」と習氏に切り出し
「たった今、シリアに59発のミサイルを撃った」と伝えた
ケーキを食べていた習氏は説明を聞いた後
「子供や赤ん坊にガスを使う残虐な者に対してなので
武力行使は)問題ない」と語り、理解を示したという。
FOXビジネスより抜粋
大和タケル
このようにシリア攻撃発表時の話が伝わってきています
なかなか おもしろいディナーショーだったみたいですが
自分は この会談時の前後に習近平がプーチンを
売ったのではないかと思っています
むろん あくまで北朝鮮関連などの議題が中心で
あったとされ そうした話は伝わっていません
ですから これは不確実な憶測になるわけですが
"飛ばし"かどうかは 読んだ後で各人判断してください
まず 最近の出来事を時系列に従い並べて見ましょう
最近のシリア情勢関連の流れ
4/6 シリア攻撃発表
ヒラリー氏がシリア攻撃に賛意を表明
4/8 英ジョンソン外相訪ロ中止
4/10 南欧首脳会議 シリア攻撃支持
フランスやイタリアなど南欧7カ国の首脳会議
マドリードで行われ、米国のシリア攻撃について、
「化学兵器の使用を防止する狙いは理解できる」と
支持する共同声明を採択
4/12 安保理シリア非難 中国棄権
「大きな勝利」と米国評価
ホワイトハウス高官はシリアに関する
国連安保理決議案の採決で中国が棄権に
回ったことについて 「大きな勝利だ」と高く評価した。
米南部フロリダ州パームビーチで6〜7日に
開いた米中首脳会談による成果だと強調した
米露外相会談 最悪の雰囲気
アメリカとロシアの外相会談が12日に行われたが
ティラーソン国務長官が「関係は最悪の状態」と
発言するなど、立場の違いが改めて浮き彫りになった
4/13 中国を為替操作国と認定しない←new
トランプ米大統領は12日 NATOのストルテンベルグ
事務総長とホワイトハウスで会談した
記者会見で「NATOはもはや時代遅れではない
米国が帳尻を合わせてくれるだろうと依存する
だけでなく、他の国々も公平に負担を分担すれば、
全員がもっと安全になる」と述べた
大統領選中からNATO不要論を繰り返すトランプ氏の
姿勢に、NATO加盟国は危機感を示していた。
ストルテンベルグ事務総長は、「素晴らしい、
非常に生産的な会談」と大統領に感謝した。
またトランプ氏は中国についても従来の主張を反転させた
ウォールストリート・ジャーナルのインタビューで
トランプ氏は、中国を為替操作国と認定しないと述べ、
就任初日の公約を翻した。
bbc.com wsj等より一部抜粋
「ロシアをばかにするな!」シリア問題をめぐる
英国の批判にサフロンコフ国連次席大使が激高←new
ここ数年 ロシアは頼みの資源セクターの
値下がりの中で捻出した莫大な戦費を
シリア軍のアプデや現地派遣軍に投入して
きました
かなり危険な綱渡りでしたが トルコとも
関係改善をして 更に旧ソ連時代の対外債務を
完済するなど良い流れできたところを
一気に吹っ飛ばす 今回の攻撃でした
しかも 急激に悪化したロシアの立場に対して
選挙中に名指し批判され続けていた中国は
為替操作国認定を免れるという特典が与えられました
あれれぇ?? 例の会談後にずいぶんと中国と
ロシアの置かれた状況が変わったものです
激昂する気持ちは分かるが なぜここまで外交上の立場が
急速に悪化したのか よく考えてみたらいいでしょう
ロシアに敵意が向かえば中国への風当たりは弱まる
人の国に爆撃機向かわせる前に 調べる相手が
いるんじゃないですかねぇ ウラジーミル?
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