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独裁を目指す習近平 党首席へ香港民主派潰しも進める
党主席へ権力集中
第19回共産党大会で、1980年代に
廃止された党主席制の復活を含む党組織改革を
検討していることが判明した。
7人で構成する政治局常務委員会による
集団指導体制を実質的に廃止し、習近平国家主席
個人への権力集中をはかることが狙いだ。
党組織の頂点に「中央委員会主席」(党主席)という
役職を新しく設け、党中央委と党直属の中央機関を統括し、
人事と政策などを決める最高責任者となる。
党主席の下に補佐役として数人の副主席が置く。
総書記ポストは存続するが、実務担当部門の
中央書記処をとりまとめる責任者に格下げられ
最高指導部とよばれる政治局常務委員会の名前は
残るが無力化されるという。
毛沢東以来の独裁者
この改革案が可決されれば、毛沢東時代だった56年に
行われた第8回党大会直後の党組織に戻る形となり、
ほぼすべての権限が党主席1人に集中することになる。
毛沢東は49年の新中国建国から死去するまで、
27年も党主席という地位に座り続けた。
毛主席と呼ばれるゆえんだ。

打倒美帝(米国を倒せ)
再びこの運動が起きるのか
軍や政府を掌握した毛は党の規約を超えて
絶大な権限を有し、大躍進や文化大革命など中国を
混乱させた政治運動を次々と推進した。
毛死去後の82年の第12回党大会で「個人崇拝を招く」
などを理由に党主席ポストが廃止された。
桁違いの権力

以降、中国共産党は集団指導体制に移り、
経済、宣伝、規律検査など権限は 数人の政治局
常務委員に分与され、最高指導者の総書記は、
会議を招集するなど議長に近い存在となった。
重要事項は多数決で決めることになっており、
総書記はほかの最高指導部メンバーと同じく
一票しか持たない。
党主席になれば、この定年制に従う必要がなくなり、
3期目や4期目など長期政権を狙う可能性も出てくる
sankei.comより一部抜粋
大和タケル
中共で大きな動きが起こり始めました
習近平が共産党主席となる模様です
一般には総書記も主席も大した違いは無いような
印象を持ちますが 実際には この記事にあるように
主席>>>>>>>>総書記ぐらい力が違ってきます
特に総書記であっても 決定時の投票では一票でしか
ないものが主席の決定権のみに移行するとなれば
もはや完全な独裁政治となります
しかも 重要なのは一般に中国軍といわれるのは
中国国軍ではなく あくまで中共の軍ということです
ですからこれまでは 党の軍事委員会主席を兼ねる
というある程度の軍への歯止めもあったんですが
党主席となれば 初めから軍の統帥権も一任されるでしょう
また中共は香港の一国二制度を事実上
形骸化する政策も着々と進めています
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中国「支持」の林鄭月娥氏が初当選、7月就任
中国政府、選挙は公開、公平、公正と強調
その一方で香港では特に若者たちを中心に
民主的独立派が急進しています
2017年元日にも香港中心部で約1万人参加の
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本土派/独立派の台頭
そんな中で 支持を集めている香港の独立性を
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本土主義
香港は中国の一部ではなく、主権国家の
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反共姿勢
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香港民族主義
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香港独立
香港返還後の中国は『侵入者』であり『異星人』と同じだ

彼らは巨大な共産党政府に鯨呑されまいと
身の危険を顧みずに民主活動 いやむしろ
抵抗運動/Resistanceに邁進しています
彼らへの圧力が強まる中で こちらは側面支援
しかできませんが なんとか守り抜いてもらいたいものです
香港独立派加油! 建設民主中国!
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