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四川省で共産トップらが銃撃される
 暗闘続く中国近況 

四川省、共産党トップと市長が撃たれる 
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分かりにくいですが 三人目 黄色で自殺と
書かれているのが 犯人の陳忠恕資源局長

中国メディアによると、四川省攀枝花市で4日
市トップの張エン共産党委員会書記とNo2の
李建勤市長が会議中、部屋に入ってきた男に
相次いで銃で撃たれた。

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男は同市の陳忠恕市国土資源局長で
陳資源局長は犯行直後に自殺した
陳局長は張書記に不当な扱いを受けていると
不満を漏らしていたというが香港メディアに
よると、汚職が関係しているとの情報もある
共同より一部抜粋


希少金属の重要な産地
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大和タケル
中国紙によると この銃撃事件は同市の
コンベンションセンター内で行われていた
会議中に発生して 張書記は体内に
3発も弾を打ち込まれていた模様です

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資源局の局長がトップの書記と市長を
銃撃するとはなんとも大陸らしい話です
この攀枝花/はんしか市は地方の一都市ながら
チタンとバナジウムの世界的産地となっています





背景に習閥と李閥との抗争か
また こうした事件の背景には表向き汚職追求を
掲げる習閥と李閥の暗闘があるともいわれています

毛沢東路線回帰派の習近平と開放路線踏襲の
李克強の二氏は 激しく主導権争いをしており
ここのところ 国内経済の落ち込み批判から
李派がかなり巻き返してきています

握手すら交わさない習と李
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国有企業を保護し、経済に対する党の主導を強化したい
習近平は、自らへの権力集中を目指す点で毛沢東に近い
一方、規制緩和を進めて民間企業を育てたい李克強は、
鄧小平の改革開放路線の進化を訴える 

 今年3月、北京で開かれた全国人民代表大会で
政府活動報告を読み終えた李が、例年のようには習と
握手を交わさなかったことに注目する党関係者は多い。
「2人の関係はもはや修復不可能だ」と話す人もいた 

それだけでは済まない近平の覇権主義
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しかし習近平路線が単なる毛沢東復古で
ないのは もう周知ことでしょう
尖閣やインド,台湾に圧力をかけつつ 
アフリカや東南アジアから資源を大量収奪 
大量消費を続けています

こうした強権体制には もちろん理由があります
 

鄧小平-胡錦濤-李克強らの唱える改革開放路線は
つまるところ 自由主義 障壁の開放であり
それが巡り巡って 中国共産党体制への批判 
攻撃につながる危険を常に内包しているからです

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だから対外的に金盾と呼ばれるファイヤウォールの
ネット障壁を巡らし 国内的にはウェイボー等の
一般人の投稿まで監視するシステムを構築しています

百度などの売り上げが伸びたと喧伝していますが
外から自由にアクセスできない市場にどうして
これ以上 成長の可能性があるでしょうか?

その結果が ↓のような状況となっています

・BRICSから「C」中国を除外を
Gサックスが助言、新興市場通貨投資

・日本 中国を関税「特恵」から除外 
EU 米は「市場経済国」扱いを認めず

自分らは出て行けるが 外からのアクセスを
認めなければ 他国から資源を奪い溜め込んだ
大陸という米蔵で居食いを続ける鼠というわけです

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