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銃撃に拉致 中国で頻発する政府絡みの事件

大和タケル
中国の希少資源の産出する街で今年初めに
発生した 市の要職者による銃撃事件ですが
やはり 中共の組織そのものに起因する
根深い原因が関係しているようです
その他 中国の犯罪記事をまとめました

底知れぬ習近平政権「反腐敗」の闇 
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中国四川省の攀枝花(はんしか)市で、
市トップの中国共産党市委員会書記とナンバー2の
市長が部下に銃撃されるという衝撃的な事件が起きた。
自殺した犯人は汚職を取り締まる部門に長年勤務し、
国から表彰を受けたこともある「監察のプロ」だったが、
自らが収賄容疑で調査を受けていた。

習近平政権が反腐敗キャンペーンを継続する中で、
事件は汚職を取り締まる側の闇の深さを浮かび上がらせた

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1月4日午前10時すぎに市中心部の官庁街にある
コンベンションセンターで、攀枝花市トップの張党委書記と
李建勤市長(53)ら市上層部が鉱物資源に関する
会議を開いていた。 

そこに銃を手にした男が突然、会議室に乱入した。
男はまっすぐ張書記に近づき、その頭に銃口を突きつけた
思わず手で銃を振り払う張書記。市国土資源局長の
陳忠恕容疑者(54)が発射した1発目の銃弾は、
張書記の耳たぶを貫通した。 

 机の下に逃げ込んだ張書記めがけて陳容疑者は
さらに2発を発砲し、右腕と股付近に命中した。
続けて近くにいた李市長にも2発を撃ち込んだ。 

現場から逃走した陳容疑者は約1時間半後、
同じ建物の地下にある小部屋で拳銃自殺を
図って死亡しているのが発見された。 

撃たれた市幹部2人はいずれも一命を取り留めた
張書記は約3時間にわたる手術で体内から銃弾を摘出した

銃撃した資源局長は監察のプロ
たたき上げで出世した陳容疑者
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 陳容疑者は四川省の専門学校を卒業後
中学校の教師を5年間務め、攀枝花市内の県の
教育部門幹部に昇格。
その後、監察局幹部から城市管理局長や区長を
歴任し2013年に国土資源局長に上りつめた

同僚は陳容疑者について「怒りっぽい性格」と
語っており、周囲に良い印象は持たれていなかったようだ。 






四川省南部に位置する攀枝花市はチタンなどの
レアメタルが豊富で、資源採掘が伝統産業だ。
また国土開発は不動産開発業者との癒着が生まれやすい。
こうした腐敗につながりかねない国土資源管理の部門の
トップに就いた陳容疑者は、長年の監察担当者としての
経験を武器に、積極的に不正防止に取り組んでいたようだ。

15年9月には「国土資源部門の法律に基づく
行政を推進した人物」として国に表彰されている。 
海納網 ZAKZAK等より抜粋

透けて見える背景
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まず陳容疑者が城市管理の局長だった点です
城管は悪名高い共産党の行政組織で 
暴力をいとわない容赦ない市民への暴行などで
有名な いわば公認暴力団のような存在です

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そんな中で荒っぽい手法が染み付いていったんでしょう

習近平の腐敗追放運動が引き金か

そして 動機の大きな原因となったのが
習近平が進めている腐敗追放運動
追う側から追われる側になったことがあるようです

この打虎拍蠅運動 掛け声は立派なんですが
その主目的は近平に逆らう者 邪魔者の粛清と
幹部処分による国民の不満をガス抜きする事です
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その証拠にパナマ文書に名前の出てきた
英領バージン諸島の「エクセレンス・エフォート
不動産開発」の役員をしていた習主席の義兄や
毛沢東元主席の親族らなどは野放しのままです

一方 この他にも大きな事件が起きています

中国の大富豪が香港で失踪
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香港で1/27 大富豪、肖建華氏が本土の公安当局に
より拉致された疑いがある
だが1日に香港の地元紙に肖氏の名で中国政府への
忠誠を誓う声明が発表され、同氏の行方に関する
謎が深まっている

一部で習近平国家主席の政敵を標的にしていると
みる向きもある、中国政府の汚職撲滅運動の一環で
拉致されたとみられている。
フィナンシャル・タイムズ等

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これは総資産額60億ドルを持っているという
肖建華氏が突如 失踪したというものです

しかし 奇妙なことだらけの事件です
まず家族が28日になって捜索願を取り下げたこと
にも関わらず警察は今も捜査は続いており、関係する
本土の当局にも協力を求めているとコメントしていること

更に別の中国誌明報では肖氏はカナダ国籍であり 
今回の失踪は中共公安による拉致ではなく
まもなく姿を表すというコメントがあったと伝えています

なにかを隠そうとしている臭いがぷんぷんします

事件の舞台となった香港では 体制批判の出版社社長や
民主派弁護士らが 次々と誘拐され圧力をかけられました

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市民らの大規模デモ等は続いていますが 一国二制度は
どんどんは弱体化してきています
今後も習体制下でのこうした事件は続いていくでしょう

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