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激化する日中高速鉄道バトル 一方、韓国は受注ゼロ
夏休みに 列車で旅行される方も多いと思います
今回は鉄道関連記事をまとめましたので ご覧ください
大和タケル
中国 新型車両投入
中国高速鉄道「復興号」登場
最高時速350キロで北京と上海を結ぶこの期待
の新型車両だがデビュー翌日に「49分遅れ
」
―中国メディアより
全て中国技術と喧伝していますが どうだかねぇ?
さっそく遅れも出たようです
また ここのところ中国の鉄道輸出にはブレーキが
掛かってきました (列車だけに)
中国高速鉄道が失速、海外でプロジェクト中止相次ぐ
18件のうち5件が中止
中国の高速鉄道外交に否定的な動きが出ている。
フィナンシャルタイムズと戦略国際問題研究所よると
中国が海外で進めている高速鉄道プロジェクト18件のうち
5件が中止された。その規模は合計約2兆8000億円に上る
プロジェクトが中止となった理由は主に、
透明性の低さや工期の遅延、住民の反対などで、
中国のエンジニアリングやプロジェクト管理の甘さを
露呈する結果となっている。
中国高速鉄道に否定的事例が増えている背景には
集権的な政府が経済に深く関与し、主導する中国独特の
手法が、自由な競争を進める欧米の経済的価値観とは
相容れないことがあるという /多維新聞より一部抜粋
中国の鉄道に関しては性能うんぬんより
建設や運用まで含めた下記の実績を見て
判断してください
18件のうち5件が中止なら27.7%
つまり約三割が中止になっています
関連記事
◇中国高速鉄道建設は亀より遅かった 風向きは日本へ
一方 韓国は海外受注ゼロ
KTX車両山川号
一時は中国から技術移転を請われた韓国の高速鉄道が
現在では「海外受注ゼロ」に追いやられている実態
当初は中国が学ぶ立場だったが・・
韓国がフランス・アルストム社の技術を基盤に
高速鉄道技術の国産化に成功した2008年、
中国を訪問した韓国のハン・スンス首相に対し
中国の温家宝首相が執拗に技術移転を求めたという
結局、この技術移転は実現せずに終わった。
それから9年、世界の高速鉄道市場は大きく変わり、
中国企業は2万1000キロの路線を施工、車両分野でも
世界市場シェアが3割を超えたほか、 102カ国間で
高速鉄道輸出契約を結んでいる。
一方で、中国がうらやんだはずの韓国の高速鉄道は、
海外事業の受注が事実上ゼロの状態。
韓国鉄道施設公団はいずれもコンサルティングなどの
周辺事業で高速鉄道建設といった大規模事業は1件もないし
韓国鉄道運営の韓国鉄道公社(KORAIL)の受注も同様だ
韓国日報より一部抜粋
この有様について なるほどと思わせる
事故も発生しています
急行列車に飛び込んだ鉄塊
正体は同列車のパーツだった
ソウルを出発し麗水(ヨス)駅へ向かっていた
ムグンファ号列車の車窓に飛び込んできた
10kgのナット形の鉄塊は、 同列車機関車の連結から
外れた部品であることが明らかになった
韓国鉄道公社は「機関車と客車の連結装置下部に
設置された内部部品が落ち客車の窓を破損したと推定される
(部品が)外れた原因と客室流入の経緯などについて
原因を鉄道特別司法警察隊で捜査している」と明らかにした
コレール一般車両処のホ・ヨン部長は、
「該当列車の機関車と連結された部位から外れた部品が
列車近くのコンクリート構造物などに当たって跳ね返り
客車の窓に飛んでいったと推定される」と話した
事故により該当列車に乗っていた女性ら乗客7人が
破片で顔や脚を負傷するなどの被害を受けた。
中央日報より一部抜粋
なかなか韓国も厳しいようです
そんな中 新幹線の新しい車両の開発が
発表されたので載せておきます
日本 新型ALFA-X(アルファエックス)開発へ
この試験車両では 以下の項目が重点的に
開発される模様です
(1) さらなる安全性・安定性の追求
(2) 快適性の向上
(3) 環境性能の向上
(4) メンテナンスの革新
注目すべきは 90年代に開発されたSTAR21で
最高速度425Km/hを達成していているのに
それ以降の車両は 速度を400Km/hw程度に
設定されていることです
これは最高速度が第一義ではなく 乗り心地や
安全性等がより重視されている現われでしょう
更に このALFA-Xでは新たな価値の提供を目指す
とのことなので 内部機能の充実が図られるものと
思われます
JR東日本資料より一部抜粋
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